記事一覧
「地方だからこそ全世代の顧客ニーズを満たすサービスを」 デリシア・萩原清社長が語るリテールDXの狙い
株式会社デリシア(本社:長野県松本市)は、交通や観光などの事業を展開するアルピコグループの一員として、長野県内で60店舗以上の食品スーパーマーケットを運営する企業です。
未来に向けて同社のビジネス競争力をさらに高めるべく、2018年4月に社長就任した萩原清社長は、自ら陣頭指揮をとり、トップダウンで矢継ぎ早に企業改革を進めています。
その改革の中心に据えるのがDX(デジタルトランスフォーメーショ
コンセプトは「愛を伝える」、その手段は「共感の構築」——D&S ソリューションズのリテールメディアコンテンツができるまで
こんにちは、D&Sソリューションズ(以下D&S)でメディア事業の責任者をしている位田(いんでん)です。
「小売の未来を一緒に考える」をテーマに、リテールメディアに関わる取り組みを小売・食品業界のキーマンの方々とともに考えるコミュニティメディア「みんなのリテールDX」。これまでさまざまなキーマンを取り上げてきましたが、今回は趣向を変えて、メディアの運営元であるD&Sの取り組みをご紹介したいと思いま
マンガでお客さまの心を動かした、ユーグレナ社のリテールメディア活用術
「マーケティング活動において、小売経済圏内で自社商品を知っていただきたいお客さまにリーチし、店頭への送客を目的としたアプリ広告として精度高く設計・実施できるリテールメディアは歩留まりがよく効率的だと思う」ーー株式会社ユーグレナ(以下ユーグレナ社)ドラッグストア向けブランドのブランドマネージャーであり、食品ブランド「からだにユーグレナ」の飲料企画担当である三重 啓次郎さんは、リテールメディアをこう評
もっとみる食品卸最大手の日本アクセスマーケティング部長と考える、小売DXを推進する立役者に求められる役割とは?
こんにちは、みんなのリテールDXのマナブです。
食品メーカーと小売業、あるいは外食業をつなぐ役割を担う食品卸業。経済産業省が2023年11月に発表した資料によると、食料品関連卸売業の産業規模は94兆8660億円(試算値)、事業所数は6万2600以上となっています。
その中で業界トップを走るのが株式会社日本アクセスです。23年3月期連結決算は売上高が2兆1975億円、営業利益は252億1800万
「徹底的な生活者目線」という価値、雑誌「LDK」がリテールメディアに挑むワケ
みんなのリテールDXは、リテールメディアを「広告のあり方を変える新しい存在」と位置付け、スーパーマーケットをはじめとした小売企業、飲料や食品メーカーなどにインタビューしてきました。では、一般的に言う「メディア」の立ち位置にいる企業は、この新しい存在についてどのように考えているのでしょうか?
今回、新たにD&Sソリューションズとともに生活者と商品の新たな出会いの場を提供することに協力していただいた
リテールメディアが解き明かす顧客インサイト、キリンビールが得た「クラフトビールはみんなが飲みたい」という知見
これまでの記事でも、リテールメディアの存在価値についてさまざま話し合ってきました。メディアと購買行動が直接紐づく形で、認知から購買まで、データの一貫性を持って顧客導線を可視化できるリテールメディアは、小売の新しい可能性として注目を集めています。
キリンビール株式会社(以下キリン)のマーケティング本部 営業部 企画担当 アソシエイトの横山 圭さんと、同社クラフトビール推進プロジェクトの保田 真人さ
デジタルを共通言語に。「もっとお客さまの近くへ」を合言葉に進む、日清オイリオのDX
こんにちは、みんなのリテールDX編集部です。
小売・食品メーカーの業界において、リテールDXに積極的に取り組んでいる企業のキーパーソンに、現場の生の声を聞く連載「リテールDX事例、あの会社に聞いてみた」。今回お話をうかがったのは、日清オイリオグループ株式会社(以下、日清オイリオ)・デジタルイノベーション部の関口和洋さんと、食品事業本部ホームユース事業戦略部ホームユース課の長谷川重典さん、安田紗希
“広告”ではなく“メディア”としてお客さまに価値を提供しませんか? - リテールメディアの現在地【後編】
こんにちは。みんなのリテールDX編集部のヒロシです。
米国で発展の気配を見せているリテールメディア。店舗デジタル化の波が米国から日本へとやってきたように、今後日本でも注目が集まると予測されています。ただ、ワードとして「リテールメディア」という存在は知っていても、その価値についてはわかりにくいですよね?
本記事では、スーパーマーケットの購買データを活用できる広告配信サービス「RETAILSTUD
“広告”ではなく“メディア”としてお客さまに価値を提供しませんか? - リテールメディアの現在地【前編】
こんにちは。みんなのリテールDX編集部のヒロシです。
米国で発展の気配を見せているリテールメディア。店舗デジタル化の波が米国から日本へとやってきたように、今後日本でも注目が集まると予測されています。ただ、ワードとして「リテールメディア」という存在は知っていても、その価値についてはわかりにくいですよね?
本記事では、スーパーマーケットの購買データを活用できる広告配信サービス 「RETAILSTU
ユニファイドコマースが日本の小売にもたらすもの〜『NRF 2023』から感じた次の小売トレンド〜
こんにちは、D&Sソリューションズのカスタマーサクセス部門でデータ分析をしている清家です。
みなさんは『NRF Retail's Big Show』というイベントをご存知でしょうか?全米小売業協会(National Retail Federation)が主催する世界最大級の小売の年次展示会であるこのイベント。今年は1月15日から17日までの日程で、アメリカ・ニューヨークで開催されました。
今回
リテールメディア戦国時代 〜日本の課題と解決策をまとめてみた〜
みなさま、こんにちは。D&Sソリューションズの望月です。
今回は、小売企業さま・メーカーさまの関心が高まっている「リテールメディア」について、私たちが取り組んでいる事例を交えてお話できそうな段階になってきたので、これまで得た知見や考えていることを書き出してみました。相当長文ですが、これさえ読めば、リテールメディアの概要からアメリカ(米国)で起こっている大変革、米国と日本の違い、そして日本における
顧客時間・奥谷孝司さんと考える、2022年の小売トレンド・リテールメディアの現状と可能性
こんにちは、みんなのリテールDX編集部のユウキです。
米国で発展の気配を見せているリテールメディア。店舗デジタル化の波が米国から日本へとやってきたように、今後日本でも注目が集まると予測されています。
なぜ小売にはリテールメディアが必要なのか。本記事では、株式会社顧客時間 共同CEO/オイシックス・ラ・大地株式会社 専門役員の奥谷孝司さんをゲストに迎え、2022年の小売トレンド・リテールメディア
明確な目標と2つの軸で推進したトリドールのDXの秘訣【後編】
こんにちは、みんなのリテールDXの望月(大)です。
株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)は、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を中心に多くの外食ブランドを展開しています。トリドールHDはITサービス会社とパートナーシップを結びSaaSサービスにシステムを変更するなど、積極的にDXを推進しています。今回小売業でも活かすことが出来るDXが成功した秘訣について、DX推進の責任者である株式
独自性を生かした変化を目指して。バローHDが取り組むDXのこれまでとこれから
こんにちは、みんなのリテールDX編集部のユウキです。
小売・食品メーカーの業界において、リテールDXに積極的に取り組んでいる企業のキーパーソンに、現場の生の声を聞く連載「リテールDX事例、あの会社に聞いてみた」。今回お話をうかがったのは、株式会社バローホールディングスの小林正典さんです。
小林さんは、同社でグループ全体のDXを推進する流通技術本部に所属。システム部として社内の変化に携わってきま
“メディア化”するウォルマート。小売で広がるリテールメディアの可能性は?
こんにちは、みんなのリテールDX編集部のユウキです。今回は、海外の小売業界で起こっているDX事例を紹介します。
これまでBOPISやモバイルアプリ、サブスクリプションサービスの導入が度々話題になってきたアメリカの小売大手・ウォルマート。同社がかねてから取り組んできたメディア化戦略が、結果へとつながり始めています。
“メディア化”する米小売大手のウォルマート「ウォルマートがメディアとしての影響力